ふあんとなかよくする。

おまたさんの徒然草。書評、日常、メンタルヘルス。

人生迷子が専門学校の体験入学に行ってみた

仕事を休んで、いろいろなものごとについて見方が変わったこともあり、やってみたいこともできました。復職への努力はするべきなんでしょうが、今の仕事が一生モノになるとは思ってないし、器用貧乏なのが私の取り柄でもあるので、あんまりそうはいかないだろうなと思っているこのごろです。

そこで行ったのが某専門学校の体験入学。

高校生に紛れながら、体験授業学校説明、入試についてのお話を聞いてきました。

とはいえ、入ってやろうかなって気持ち少々、とりあえず外の世界に慣れておきたいからどこかに行く口実が欲しかったが本音です。

 

私の通っていた高校は、進学校ということもあり、全体の雰囲気として、大学に行くことが主流となっていたので、専門学校に行くという選択肢ははなからなかったように思います。はぐれメタルみたいな人が毎年何人か行くみたいなイメージでした。だから、専門学校体験というのがすごく新鮮でした。

 

かつ、その頃から人生どーでもいいと思っていたので、浪人時代を含め、オープンキャンパスというものにほどんど参加したことのない(学校の課題のレポートを出すために、高1の時に行ったきり・・・)私は「次の進路を決めるために、いろいろと見たり参加したりする」という体験も新鮮でした。(よくよく考えてみれば就職も適当だったため、会社訪問だとかそういう努力も放棄していたから、なかなか新鮮。)

 

まず驚いたのが、学生さんの挨拶。しゃっきっとした「こんにちは」がどの方からも帰ってきました。

もちろん、体験入学の手伝いをするような学生さんだから「粒ぞろい」の方々なんでしょうが、社会人の私よりずっと社会人っぽい(笑)

大学の学生とは違うものを持っている気がしました(多分専門学校の方が、単位なんかに厳しいから、自然とそうなっていくんだろうな)。遊ばないで必死に勉強している人たちなんだろうな。それが自分のためなら美しいことです。はい。おばさん感動しました。

 

簡単なガイダンスがあったあとは校舎の案内と体験学習。これに関しては説明割愛。比較する対象がないので、設備が最新とか言われても分かんない。あと、いくら実習で最新設備で勉強しても、結局は働くところのモノが使えないと意味ないから、よっぽど時代に遅れてるか、器具に時間取られて実習ができないかでなければ問題ないでしょ。まぁ、こういうものは日々進化していくから、常に新しいものをという発想があるのは嬉しいのかもしれませんね。

 

そのあとは学校説明会でした。まぁ、うちの学校のどこがすごいかみたいな話ですね。そこで聞いた話でびっくりしたのですが、入試が5月からスタートしていて、すでに何回か終わっているとのこと。そして残りの枠が少なくなっていることを聞きました。これには結構びっくり。大学入試だったら、まだまだ猶予あり余裕で遊んでる時期(それは後悔にのちのちかわるのだが)。何とも言えませんが、価値観ひっくり返された感じがしました。

あと、業界の話とか交えてセールストークをしてくる入試担当さんの口のうまさにも。でも、通り一辺倒の話でなくて、裏話的なものも結構多くて面白かったです。

 

その後、個別に質問。お金の事と、コースのこと。

私は看護師が入職して以来ずーっと気になっていた(あくまで気になっていた程度)ので、複数あるコースの説明を詳しく聞きました。

友人情報で有利と聞いていたので、保健師も取れる学科がいいというと、少し失笑されました。アラサーだと、学費のことやその後のキャリアを考えると厳しいみたいですね。3年制の看護科をそれとなく勧められました。

今までだったらそれに怒ってたと思うけど、結構すんなり受け流せましたね。それが時代か、社会的な私の価値かって感じです。

 

遊び半分だったけど、入試くらいは受けてみようかなって思えました。完全に口車に乗せられている気はするけれども。受かっても行かないって選択肢もあるし、どれくらいの価値が自分にあるのか、試すために。本音としては受けてみたら面白うそうだし、1万円くらいならいっかという安易な発想で。

 

でも、保健師も取れる学科を第一志望にするけどね!!