ふあんとなかよくする。

おまたさんの徒然草。書評、日常、メンタルヘルス。

弱いよ。だから書くんだよ。

今日も元気にニート生活をエンジョイしているおまたさんです。

ただ、お金がないのは困りものですね。残念ながら今の世の中は何かやるのにお金が必要。クラウドファンディングなんて方法で、社会貢献にお金を集めることが簡単になるツールも出始めてるけど、結局世の中やっぱり金ということで。ましてやおまたさんみたいに自分のためにお金を使いたい人は、やっぱ自力調達しなきゃいけないわけで。休んでから随分やりたいことの質は変わったが、やっぱりお金が要ることが多いんですよね。ブログは電気代とネット回線でできるから、かなりお得なほうだけど。

結論・・・9月半ばからは出勤時間増やしてやる。うん。

 

今は「安心して絶望できる社会」を読んでます。

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リンクがアマゾンですみません(リンクの貼り方も未だに習得できてないです)

 

べてるの家のことや、向谷地さんのことは大学の頃知り、ずっとなんとなく気にはなっていて、本も少しだけ読んでいました。もちろん、当事者研究がなされていることも。

この本には当事者研究の発表が何個か乗っているんですが(それを読んでいるとこと)

「やべえ、クオリティ高けぇ」

と驚いています。

ってかべてるの家って精神障害とはいえ統合失調症の生き方モデルだと思ってた。

人格障害のひとの研究があること自体もびっくりしたし内容が、面白いのにも驚きました。

 

実は以前べてるの家の本を読んだ時は、面白いと思ったけど、感動とかそういうものはなくって、「なるほどすごいね~」くらいのものだったんだけど、今回はもう少し心に刺さるというかグッとくるものがありました。

 

なぜぐっときたかというと一つは「弱さ」への視点ではないか思います。

この本にも書いてありますが「弱さ」は普通隠すものであり、さらけ出すなんてとんでもないというのが一般的な考え方です。その「弱さ」売りにし、仲間とつながるツールにしていくことがべてるのやり方なんですよね。

 

でも、そもそも「弱さ」ってなんだろうっていう話にはなかなか行き着かないんですよ。なんでか知らんけど。いや、弱さと向き合うにはコストも時間も膨大に使うんでしょうね。弱さになすがままにされていたほうが人は楽だから。弱さを弱さのままにしておくことがメリットになることも往々にしてあることです。私の場合は「自己決定と責任から完全逃亡することで自分を守ってきた症候群」がこれにあたります。

そことの向き合い方をそれぞれにもっていることが、すごいの理由なのかな。

 

なんかまだこの本の内容が感覚的にまとまってないな。もっと言いたいことがあるようです。とりあえず作りかけた犬用のパンをこねくり回してから、もう一回考えます。

 

ちなみに向谷地さんのこの文章が何故かグッときていることも記しておきます。

「自分自身が最も力を発揮できるのは、自分の無力さを受け入れ、さまざまなこだわりやとらわれの気持ちから解放され、自分自身と人との緩やかな信頼をとりもどすことができたときだということを、知っているからです。

自己決定とは「自分だけでは決めない」という、人とのつながりの確かさがあってこそ、成り立つ態度だということもできます。」

この文章、打ってたらまたいろいろ脳が考え出しとる。それだけなにか深い意味をもっているはずだ。