ふあんとなかよくする。

おまたさんの徒然草。書評、日常、メンタルヘルス。

「弱い立場」はかき消される

私が中心となっているグループホームで、今週ひとりお休みのスタッフが出ていて、欠員を補充できないか、みたいな話をしていたら、上司に
「(金曜日は利用者の)人数も少ないでしょ。(欠員補充しなくても)なんとかなるでしょ。」と言われました。
それで影響が出る部分に、話をして、なんとか落ち着いたけれど、怒りが今もおさまっていません。

別の話。グループホームになれようとがんばっていた利用者。もう4年いて、3泊が限界。4泊すると体調崩してしばらく利用がなくなるとのことを続けていました。
彼女がついに「グループホームは好きで、たくさんいたいけど、身体がおかしくなるのは辛い。でも、お母さんとか他の人から行けと言われてその気持ちにも応えたい。どうしていいかわからない」と相談を受けました。
その背景には、私が退職する、グループホームからいなくなることへの自分なりの対処を考えての気持ちもあったのだと思います。
だから、母親に気持ちを伝えてごらん、と言ってメールでやり取りをしてみたのですが、母は頑張れの一点張り。一応間を取り持って、一旦収束させました。

ふたつのことには共通点があると思うんですよね。それは「弱い立場」の声はいくら叫んでも届かないということ。
上司に対する私も、母親に対する彼女も、弱い。そして、弱いことを痛感させられる経験を何度もしてきて、声を上げては何度も傷ついている。
何も変えられないっていう無気力感、虚無感はこうして生まれてくるのかなって思いました。

まぁ、職場は変わるので、上司に関してはどうでもいいんですけど。笑

彼女のことに関しては、母親がわからないのなら、彼女の主張をしかたをかえるしかないのでしょうね。
そんなアプローチを。そしてそれがあと1ヶ月半で間に合うのかな~と感じています。
まぁ、これも次の人が考えればいいだけなんだけどね。