ふあんとなかよくする。

おまたさんの徒然草。書評、日常、メンタルヘルス。

「人は使う言葉で変わる」を実感した話

職場でふと思った話。

 

今日は古巣でお掃除をしていたんです。(いつもか)

お掃除にはパートさん雇ってるんだけど、一緒にって形で。

これがいいリハビリ。「きれいにする」って本当に鬱々とした気分にまで効果がありますね。

 

パートさんとは以前一緒に仕事をしていた時から仲良くさせてもらっていて、すごく良くしてもらっていたんです。

掃除以外にも、気になることがああればいろいろ言ってくれてたんで、お願いしたり、アイデアもらったりして。

いつもにこやかで、とても人の気持ちを大切にしてくださる方です。

異動が決まった時にも、病んで戻ってきた時にも一緒に喜んでくれました。

 

まぁ、パートのおばちゃんなので世間一般のイメージ通りお喋りなんですけど、

今日その内容をよくよく聞いていたら、まぁネガティブな話ばかり。

私の異動後入ってきた人とは反りが合わず、パートということでかなり攻撃に遭っていたみたいなんですけど、後任さんのことについてのどうかなぁと思っている話。

今年の暑さで体がまいってる話。

うちの部署の中間管理職が使えない話。

2時間の勤務中そんな話ばっかりでした。

 

改めて聞いているとびっくりしてしまって。

この人そんな人じゃなかったのにと。

どうしちゃったんだろうって思いました。

 

それでふと考えたんですけど、

こういう話って、私が一緒に仕事していた頃、彼女にしていた話なんです。

あの人とこんなことがあってとか。

今日はだるいだとか。

明るく受け流してくれることをいいことに、彼女に話していた内容なんです。

 

すごく反省しました。

言葉は他者と関わるために使うものだから、相互関係の中で成り立つもの。

だから、使っている相手にも大きな作用と影響を与えるものなんですね。

もちろん突き詰めて考えれば簡単に分かることなんですけど、

まさかここまで威力のあるものだとは思いませんでした。

 

もちろん、他者から受け取ったものをどう使うかは、自分の責任である程度なんとかなるものだし、

彼女に落ち度がないかっていうとそうではないけど、

その影響を考えた上でやっぱり表現したいものを言うことは、

踏まえておいてもいいのではないかと思いました。

 

岡映里さんの「自分を好きになろう」

珍しく初版で買った単行本です。

 

自分を変えるスイッチのひとつに「口グセを変える」というものがあります。

自分を大切にする言葉をつかって、すこしずつ自分の中の認識が変わっていった様子が書かれています。

どんな言葉が自分を大切にする言葉なのか、今の私にはわかりません。

それに、ちょっとおふざけでやってたところもあるけど、

姿勢を正して自分を褒めていきたいと思います。