ふあんとなかよくする。

おまたさんの徒然草。書評、日常、メンタルヘルス。

2019/12/4 その2

仕事が終わった。ただただ眠い。早く家に帰りたい。昨日今日と用事があって遅かったので疲れで不機嫌の虫が蠢いているのがわかる。調子のいい相方といると、人間サンドバックにしてしまいそうなので、今日は少し距離を置いておいた。

朝は陽があがろうとしている空を、夕方は陽が落ちようとしている空を見ながら帰る。蒼から赤へグラデーションしていく空に、影として映る木々が本当に美しい。寒くはなるし、眠たいし、無駄に体力使うし生涯やりたいとは思えない仕事だけど、こういう瞬間が拝めるのは悪くない、とは思う。そういえば見てくれが売りの建物にいるので、澄んだ空気の中に佇むそれは美しかったりする。

本が読みたいのだが、どうも眠気には抗えない。湧いてでる言葉も何もない、と言ったら現に書いているこの言葉が嘘にはなってしまうが。そんなんでバスの他の乗客同様にスマホをいじっている。前の職場では、ひっきりなしに触っていたけれど、電波が乏しいこともあってか、職場で触る頻度は減った気がする。ただし、以前の方が節度のある使い方はしていたが。例えば人の話を聞いている時はスマホを気にしないとか。相棒がとにかく「節度がない」人なのでそこに影響を受けているのかもしれない。そのせいか、なかなかいろいろなことができるようにもなったし、できないようにもなった。前の職場の上司が言うように、人は環境に恒常性がないから、常に変わっていくものなのかもしれない。自分が丸くなっていっているのがわかるし、同時にもっともっとつかみにくいものになっている。でも一方で、それでいいと考えている自分がいるのも確か。なんだかんだで人間の芯みたいなものは、ちょっとずつ私の中にできている気がする。

12月。どこもかしこもイルミネーション。キレイだけれど、やれ点灯式だやれ観光だと騒ぐのは好きではない。やったのかどうかは別として、鹿児島中央駅のイルミネーションは、ちょうどいいサイズでキレイだった。近くで見ていたけれど、大通りの反対側から、市電を望みながら見ていてもキレイだったかもしれない。

今日は予定通り定時で帰れそうなので、心底ほっとしたのか眠気が襲ってくる。
帰りの電車は、座って寝よう。

社員証を更衣室に置き忘れた模様。まぁいいか、なくなりはしないだろうと自分を甘く見る。