ふあんとなかよくする。

おまたさんの徒然草。書評、日常、メンタルヘルス。

2019/12/3 その2

地元に帰っていた同僚が楽しそうに実家のことを話している。本当に好きなんだろうなと思う。何も都会に出てこなくてもと考えていたのだが、写真を見せてもらってそりゃ、働き口がないわな、と思い返した。みんなそれぞれ事情を抱えて今がある。

事情といえば路線図を見ていたら、昔死にたくてどうしようもなくて南海ポートタウン線に乗っていたことを思い出した。家にいたくなくて、どうにもならない気持ちを抱えながら、ぼーっとしながらコスモスクエアから住之江公園へ死に場所を求めていた。もしあの時途中でどこかの駅で降りていたら、と思うと今はゾッとする。住之江公園でやっていた競艇の賑わいを見て敗北感を味わっておいてよかった。別に今が幸せとか生きていてよかったとは言わないが、死ななかったことは少なくとも価値があると思う。不良債権とはなってしまったものの、もう少し自分の命にすがりついていてもいいかもしれない。

ブロワーを職場で扱ったことで、かなりいじられている。今日も部署が違う人から。竹箒で地面をはいていたら「今日は機械を使わないんですか」だって。いじってくるのは大概が男性。お前らがやらないからこっちがやってるんだよ、と喉元まで声が出つつも、愛想笑いでごまかせるようになったのは大人になったからか。それとも変な方向に自分のフェミニズムが育っているからか。よく分からないけど、女だ男だで役割を決められるのは嫌いなくせに、都合よく女ということで何かをとっぱらってしまいたい自分をdisってみる。

やっと気持ちのいい天気を望めたが、もう12月なので街にかかるクリスマスソングとの釣り合いが取れなくて困る。