ふあんとなかよくする。

おまたさんの徒然草。書評、日常、メンタルヘルス。

解脱する

今日はこれ!!
怒らないこと 2―役立つ初期仏教法話〈11〉 (サンガ新書)

結構流行っていたイメージがあったので、期待を持って読んだのですが、ちょっとガッカリ。
たしかにためになる考え方は書いてあったし、怒りに関する考え方はためになったのだけど、ちょっとキリスト教が嫌いなのかなっていう意図が感じられたので、そこでなんかきな臭くなってしまった。
でも、生まれたときから人間は怒りながら生きているって考え方は、読んでいて楽になった。本当にこころが軽くなる感じだ(そこが新たな苦を呼ぶって書いてあったけどw)。

アンガーマネジメントと「怒りはなくせない」「あるものとして捉える」という考え方は共通しているのだと思う。でも、怒りから解放されるにはには智慧が必要で、解脱するよりほかない、そのためには相応に頑張らなければならないって書いてあった。ざっくりだけど。

でも、怒りから開放される方法って「いつの間にか」もあるんじゃないかって思う。追い求めすぎることで、遠ざかってしまう心理もあると思う。
解脱できていない下世話な考えなんだけど、私はそちらを信じて生きていきたいと思った。
抑圧から立ち直ろうとしているからかもしれないけど


研修2日目終了。今日はガッツリ精神医学の話プラス司法。話がおもすぎる。

明日も都心にかよいます。