ふあんとなかよくする。

おまたさんの徒然草。書評、日常、メンタルヘルス。

休日の夜に

ひさびさに全日休暇にしました。

企業との面談とか入ってはいたけれど、全部断りました。

予定を組んで頂いてたのに申し訳ないとは思いつつ、自分が壊れてはいけないと思い、線引きしました。

 

 

というわけで映画へ。

『日日是好日』(にちにちこれこうじつ)を見てきました。

 

少し原作を読んで予習しておいてよかった。色彩豊かな四季を感じることのできる映画でした。

ひとりの女性の成長(?)物語でもあるので、共感をもって上手く物語の中に入り込んでみることができたと思います。

ただ、掴めるものが限られてしまった感があります。それだけメッセージ性のある映画だったのでしょう。時間を置いてもう一度見たら、細部に琴線がふれてもっと感じるものが大きくなるのではないかと思います。

 

今年の目標は、本を年間100冊読むことなのですが、78冊目(このペースじゃ間に合わないぞw)久しぶりに小説を読了しました(振り返ってみたら、「十二大戦」以来)。最近はビジネス書を中心に読みあさっていたので、長編は本当にご無沙汰でした。

離陸 (文春文庫)

離陸 (文春文庫)

 

 文章は非常に淡々と流れていくけれど、出てくる人物すべてが愛おしくなる不思議なお話でした。

池澤夏樹さんの解説にも書いてありましたが、主人公が主人公であってそうではない物語。彼の時間軸だけがベースで、関連する人物すべてが引き立つ不思議なお話です。

フランス語、インフラ、UNESCOなどこちゃこちゃと小難しいワードはたくさん出てくるので、教養の部分に興味が持てない人は楽しめないかもしれません(私もストーリー展開に上手く乗れなかったら、途中で投げ出していたかもしれないw)

ちなみに、この本は「双子のライオン堂」の「本屋からの便り」にて届いた本です。

選書配本サービス『本棚からの便り』 – 双子のライオン堂

人に本を選んでもらって読むのも、良い体験ですね。私が好みそうな本が月1回届くので、楽しみに読んでいます。

 

こうやって書いてみると、結構充実した休日を送っていますね。私。

そして、こういうのんびりした日が必要な、リハビリ期にいる自分を実感します。

だからといって悲観的ではなく、常に自分の行きたい方向へ向かっているとは思うので、焦らずのんびり行きたいです。

ものを書くことも、もっとやりたい。表現していきたい。

 

明日のミーティング資料できてないから、これから作らなければ。

やっぱり全休とはいかない難しさがあります。泣